Bon VIVANT
開催レポート
食と体験で内なる花を咲かせる
〜 2025 春花の宴 〜
今年初めてのBon vivantは、
「春花の宴」をテーマに開催しました。
場所は、京都綾部。
春の風光、景色、陽の光を全身で感じ、
参加者それぞれの出会いと時間を祝福する特別な日を、
ひかりのごはんで彩りました。


食




一日目
#梅の花が香る頃
今年は乙巳(きのとみ)。
「花の開花」を意味する年です。
食事を通して、参加者それぞれの
内側にある本質を引き出し、
花(善性)が開花する。
そのようなイメージを込めて、
今年最初のボンビバンの
メニューを構成しました。
綾部に到着すると、
庭先の梅の花が満開で、
まさに開花している姿が
目の前に広がりました。
スタッフ一同、
その美しさに心が緩み、
自然と笑顔がこぼれます。

梅の言霊は「産め」。
何かを生み出すことができる
タイミングを迎えたかのようでした。
梅の花に応援されるように、
3日間を通して、参加者の感覚が
大きく飛躍する心地よい体験を、
作り手であるわたしたちも
感じることができました。
梅の花の香りに誘われるように、
春の芽吹きを感じさせる
美味しい食材が集まりました。
宴の始まりを告げるような、
春のランチタイムから
食事のスタートです。
宮津湾の新鮮な虎海老と
ふきのとうのかき揚げ、
桜ますの幽庵焼きなど、
炊き立ての土鍋ご飯に合う料理と
お茶をじっくりと味わいます。
その後は、心身を開放する
ボディーワーク・ヨガ・瞑想
の時間を過ごします。
夜は2日目のディナーに向けての
前夜祭かのような、
華やかな食卓を囲みました。
中国のお祝い料理に欠かせない
春餅(チェンピン)を、
ゆにわならではのラム肉と新鮮野菜で。
海鮮の麻婆豆腐もご飯が進みます。
満点の星空の下、
焚き火を囲みながら時間を忘れ、
ワインバーで静かに過ごしました



二日目 #春花の宴
日本で唯一の
茶の蜂蜜を味わう一皿から始まり、
宮津湾の甲烏賊と雲丹、
そして極上の春野菜。
一口飲んだだけで
細胞が目覚めるような魚介のスープや、
春のお造りの鮮やかさと食感に全身が喜び、
綾部の野草と食材を合わせた一品が、
全身の神経を優しく緩ませ、
心身を解放してくれるようでした。
料理は焼き物、蒸し物、焚き物、揚げ物…
を和食に、中華に、イタリアン・・と
ジャンルも問わず、
すべては、とびきり美味しい
土鍋ごはんに合う料理として
お作りいたします。
(京都綾部のゆにわ農園で、
自然栽培、無農薬で実ったお米を
精米・ハンドピッキングして
炊き上げます。)
今回は、大変貴重な
天然の海の鰻が入ったため、
丁寧に処理をしてから蒲焼にし、
綾部で自然栽培している餅米と
山菜と筍のおこわに合わせました。
甘味は、懇意にしている農家さんのいちご
「紅ほっぺ」を活かした
自家製あんこで包んだいちご大福と、
渋みと苦味がない最高級の宇治の抹茶。
食後は、参加者の一人が
涙ながらに語りました。
「最初からずっといい空気が流れていて、
まるで家族のような一体感があり、
本当に素晴らしい食事でした」
一期一会の顔ぶれでありながら、
深く頷き合う姿がとても印象的でした。




三日目 #目覚めと決意
内的な成長をすること、
つまり花(善性)が開き始めると、
他人に認めてもらう必要はないことに気づき、
不思議と理解し合える人々が
自然に集まってきます。
そして、同じ人であっても、
かつては気づかなかった
新たな繋がりを見出すことができるのです。
師匠・北極老人から、
わたしたちはそのように教わってきました。
みなさんの感性が開いた3日目の最後は、
究極の一杯ゆにわそば(らーめん)と
いのちのおむすびを。
この綾部という土地(場)が持つ力と、
春の芽吹きのエネルギー・勢い、
そして究極のハレの食事の力が結びつき、
開花スピードが格段に上がったような時間を、
参加者それぞれの日常へと持ち帰っていただきました。
STAFF

料理監修・調理
御食事ゆにわ店長 ちこ
お茶監修・提供
茶肆ゆにわ店長 古閑 みのり


ソムリエ
佐藤 聡一郎
シェフ
早川 ひろし


シェフ
別名 直樹
アシスタント
川畑 美穂


アシスタント
山下 勲
講師
西野 ゆきひろ


ヨガ、ボディワーク
夛田 さおり
お客様の声
3日間を通して、
ずっと体は全部知っているんだろうな
魂ではわかっているんだろうなと
身を任せる感覚で過ごせました。
3日目、今、全てあるなとなんだか思います。
心の中にも安心感がありました。
食材一つ一つが力強く、
シェフのみなさん、生産者のみなさん、
土地の神様、自然とを感じながら
まさに境界線がなくなりました。
一品の食材の組み合わせと
ティーペアリングの組み合わせが
一口噛むごとに味が広がって、
想像もしない味が 飛び込んできて
毎回はっと驚きがありました。
かゆいところに手が届いたようで、
かゆいとすら思っていなかったところに
手が届いたようなそんな驚きでした。
どこかで納得をする、
そうそうとうなづいたこともありました。
毎日の食事をボンビバンと同じくらい
ちょっとした違いを感じたり、
ただ感謝していただくだけではなく
なんのために食べるのか
1つ1つ繋がりながらいただこうと思いました。
(赤羽璃音様)


ボンビバンのメインは食事で
一日目からものすごいレベルのものが出てきて
とても満たされました。
ラストのディナーでは 人生初のペアリングで
16品の料理にそれぞれがうまく調和していて
最後もみなさんの状況を見ながら
予定外のお茶が出てきたり目の前の人や
空気を感じながら動かれていて
本当にすごいの一言でした。
料理も全てにエネルギーがこもっていて
本当に美味しかったです。
人生で一回は体験してほしい。
今回妻は来れなかったけど
落ち着いたら絶対に連れてきたいと思いました。
また、一緒に活動しているコミュニティメンバーにも
この体験をして欲しいと心から思いました
とても満足した二泊三日でした。
一品一品に生産者さんのストーリーや
飲食スタッフの挑戦、
食べに来られる方のことを
とても考えられて作られていること自体が
とてもありがたいなと想いました。
ここでした食べられない料理と
同じ志をもつ仲間と食べられる幸せ、
みんなで囲って食べることが
とても温かい気持ちになりました。
料理は言語で表せるようなレベルではないので
ぜひ体感して欲しいと思いました。
日常生活ではこのボンビバンをきっかけに
日常でも緩む、境界線をなくす。
体感したことを忘れず
日常でもこの感覚で
活動していけるようにしていきたいと思いました。
(山本来希様)


綾部に帰ってきた、という感覚でした。
過去1番、一瞬で時間が経ちました。
仕事仲間と来れたのも良かったです。
Bon vivantに参加するのは3回目でしたが、
今回はエネルギーを受け取る会でした。
今回のメンバーと過ごす空気がとても良く、
距離を感じることなく不思議な時間を過ごせて
Bon vivantのすごさを感じました。
食べてる時にずっとトリップしているようで
毎回グレードアップしているのがすごく、
季節の食材をいただけるのも嬉しいです。
(中嶋和貴様)


いとも簡単に想像もできないくらいの感覚を
受け取らせていただきました。
初めて会った人と深い話ができてみんなといるだけで
心地よくて、時間の流れから外に飛び出して、
五感も六感もかつてないほど
研ぎ澄まされているのに完全にリラックスできて
かけがえのない時間を過ごさせていただけました。
絶対にこの感覚を忘れずに、
日常を過ごしてまた絶対に来たい!
またボンビバンに来れるように、
絶対に来るんだという決意を持って、
仕事も家庭も頑張ります!
人生で最高のディナーでした。
苦手食材や全く受け付けず
20年以上食べていなかった食材もありましたが
本当に惜しくて、苦手意識が吹き飛びました。
食材を思い浮かべるだけで
ボンビバンで食べたメニューの味と感覚が蘇ってきて
最高に幸せです。
この3日間は間違いなく
人生で1番食事を味わって、
噛み続けた3日間でした。
飲み込むのがもったいなく、
噛めば噛むほど味わい深く
口の中にある時も飲み込んだ後の余韻もあって
ずっと幸せでした。
自分がいかに普段食事を味わっていないか
に気づくことができました。
(山下誠信様)


どこかのタイミングで、また自ら参加を決めて望みたい!
と思う3日間でした。
夜寝ていると食事のことを1日目も2日目も思い出し、
これだけ愛の詰まった食事だからこそ、
深く深く満たされた感覚が体感できたこと、
とても幸せでした。
最高のディナーとお茶とのペアリングの時間は、
これでもかという次元の違う美味しさに
言葉がとても追いつかず、幸せ!としか
言いようのない体験でした。
食材から調理まですばらしいエネルギーが
バトンされている食事ってこれほどまでに
心と体に響くんだ!ってびっくりしました。
こんな世界があるなんて知らなかった!
そして、知ってしまった!
ヤバい!です。
また違う季節のディナーはどんな味に出会えるのかな、、、!
全ての食材に感謝!
この体感は忘れないので大丈夫だよ、と言っていただいたので
日常で思い出しつつ過ごせることを楽しみに、
そして日々起きることをこのエネルギーに助けられていく感覚を
少しでも日常にしていきたいと思います。
(岸田美紀様)





