Bon VIVANT
開催レポート
春のいぶきを思いっきり吸収して
ほんとうの〝五感〟がよみがえる
〜 2024 春風 〜
食
一日目 #浄化
1日目は浄化がテーマ
体を心身から緩ませ
出来立てのご飯を味わう
ゴロンと空を見ながら
寝そべり呼吸を深くしたら
採れたてのよもぎを
たっぷり入れた
つきたてのよもぎ餅を
頬張って
なんとも心地のいい時間を
贅沢に。
1日目のご飯もご馳走が
待っています。
二日目 #蘇生
蘇生をテーマに
春の旨味や苦味を味わえる
コース料理。
水蛸と花山葵のマリネから
スタートし、
口の中にみずみずしさを
いっぱいにしてから
牛のイチボを使った
命のコンソメスープ、
京都綾部の野草を収穫し
フランスからの希少なチーズを
ふんだんに使用したピザは
生地から練って
綾部の空気を存分に吸収して
発酵した生地を
ふわもちに焼き上げて。
その日捌きたての鶏と
貴重な黒トリュフを合わせて
焼き上げ、
日本古来の柑橘である
大和橘の薬味と。
炭火で焼き上げる熟成牛に
鮪節のお出しのあんかけは
土鍋ご飯に合う
メインとなるお皿を。
甘味は、
天草を煮込んで丁寧に作る
あんみつ、
上質な黒糖をシロップに
この時期ならではの
いちごとバニラの特製アイスを。
そういった、二度とない、
〝あの日あの時の思い出〟を
ぎゅっと詰め込んでプレゼント
させていただくつもりで
作らせていただきました。
三日目 #開放
朝の参拝を終え、
身体に染み渡らせるように
茶粥を味わい、
一人一人が安心の空気に満たされ
歓喜に溢れながら、
綾部を後にしました。
プログラム
餅つき
綾部で摘んだよもぎをいれた
春らしいよもぎ餅に
手作りあんこをのせて。
皆さんにも一人一人ついていただき、
良い氣がつまったできたてもちに
思わず笑みがこぼれます。
神社参拝
「志をたてる」がテーマだった
春のボンビバン。
心身ともに整った状態で
早朝に産土神社へ参拝。
神社へむかって、
朝靄の川沿いを歩くのも
神秘的な厳かな時間でした。
青空ヨガ
鳥のさえずりや、川のせせらぎなど
自然のBGMとともに
一体になれるのは、
この空間ならでは。
素足になって
思い思いの場所で寝転がる人も。
大地に耳をつけて心をクリアにしたり
山を見つめて万物の力強さを
体中に浸透させます。
炭火コーヒー
ファイヤースペースで火を起こして
フライパンで焙煎するコーヒー。
ハンドピッキングした豆を
目の前でじっくりと浅煎りし、
ネルドリップで淹れたコーヒーは
格別です。
ワインバー
たき火のあとはワインバーも楽しめます。
1日の終わりに、
厳選されたチーズと本物のワインを
味わう時間は心に残ります。
スキンケア
綾部で育ったお米のぬかを使用している
オーガニックスキンケア
fuu.シリーズを使って
セルフケアレクチャーを。
潤いに満ちておやすみいただきます。
スタッフより
ー 食べることは生きること
人は土を喰らい、
土に還っていくー
料理の構成で
ゼロから1を作るまでは
膨大なエネルギーが動くように
感じています。
それこそ、ボンビバンでは
自分の人生のみならず
料理を
食べられる方をはじめとする
関わる全ての人の人生、
この世の自然や歴史・・・
全てが合わさっていくようで
その強い力が
余すことなくお皿にのることを
毎瞬見届けるたび、
歓びや感謝が溢れます。
一本一本の糸を紡ぐように
織り合わせていくと
美しい織物ができることと同じく
一つ一つの食材の命を紡ぎ
引き出していくように
触れていくと、
仕上がった料理は
美しく尊い、
新しい命の息吹そのもの。
まるで光そのものにしか
見えないほどに
まばゆさを放ち、
その光を身体にとりこむことで
食べられた方の人生が好転します。
ボンビバンは、
大切な人へ一生に一度の誕生日、
これが最後の食事であっても
悔いがないような
祝福の気持ちで作る料理が原点です。
ぜひこの大自然の循環の中に
身を任せ、
存分に祝福の宴を
愉しんでください。
(ちこ)
2日目の夜の
究極のディナーに向けて、
スタッフとともに
準備をしていきました。
わたしは究極のディナーに向けて
ベストコンディション作りの
ひとつとして講師のサポートを
させていただきました。
どれだけ食事に
感動していただけるか、
来ていただいたお客様に
人生でここでしか
味わうことができない
最高のディナーを
体験していただきたい、
そんな想いをイメージしながら
当日を迎えました。
当日は、わたしが思い描く、
想像以上の体験、
突き抜けた幸福感を
感じさせていただきました。
お客様の中には、
「人生でこんな幸せを
感じたことはない」
と話された方もいらっしゃたほど、
みなさん一様に
来たときとは別人のような
輝いた笑顔を向けておられました。
ぜひ、皆様も
人生で一度きりの体験を
味わってほしいと思います。
皆様のお越しをお待ちしています。
(羽賀ヒカル)
お茶は、本来、
人をおもてなしするもの。
その本来のかたちで
提供させていただきたいと
思っていました。
その時に出会ったお茶、
ご縁でつながった人、
その時の出会いを
最優先にくみあわせ、
綾部のものを取り入れて
ここじゃないとできない贅沢を
味わっていただきました。
一日目は、
浄化・デトックスの意味をこめて、
炭火で焙じたお茶をお出しし、
自然と一体になる感覚を
味わっていただきました。
そして、二日目は、
お茶を飲むことで
すべてと融合するようなイメージで
料理・そこにいる人・自然と
とけこんでもらえるように
ディナーのペアリングを考えました。
ペアリングでは、
日本茶、中国茶、薬膳、と、
枠にとらわれず、
淹れ方や温度も変えたり、
あえて時間をおいたり、
料理の温度にあわせて
香りも突出しすぎないように考え、
料理に、お茶がからむと、
さらに次元が変わる美味しさになる
そんな世界を
味わっていただきました。
二日目の、炭火焙煎は
本来のお茶と一緒で、
炭点前から始まります。
火をおこして
薪を燃やしきって
炭になって
じわじわしているところで
じっくり焙煎していき、
通常の焙煎機だと
20分で深煎りになるのを
炭火では1時間かけて、
浅煎りに焙煎していきます。
その間、
みんなで炭火を囲んで話したり
ぱちぱちと豆がはぜる音を聞いたり
コーヒーをみながら過ごし、
できあがった焙煎したての豆を
その場で挽いて
ネルドリップで淹れた珈琲は
とてもやわらかく、
みんなで飲む時間もあたたかく、
良い時間でした。
(古閑 みのり)
STAFF
料理監修・調理
御食事ゆにわ店長 ちこ
お茶監修・提供
茶肆ゆにわ店長
古閑 みのり
ソムリエ
佐藤 聡一郎
シェフ
早川ひろし
シェフ
別名直樹
講師
神道研究家 羽賀ヒカル
ヨガ、ボディワーク
Salon de fuu.
セラピスト
夛田さおり
お客様の声
夢の中にいるような、
現実と夢の境界線が
なくなっているような、
そんな不思議な感覚の三日間でした。
食事だけでなく、
様々なワークも楽しく、
そして身体が浄化されていくのを感じました。
スタッフの方も、
自分がお酒を飲めないことを知って、
いろんな配慮をしてくださり、
心が軽い状態で過ごすことができました。
二日目のディナーが
メインではありましたが、
1日目のランチ、
ディナーでも大満足で、
みんなでついて作った
おもちも最高でした。
ここに参加したのは
「死んだらあの世にはお金も、
大事なものも
何も持っていけない。
持っていけるのは
良い、あたたかい記憶」
というのをセミナーで聞き、
その記憶を、思い出を作るのに
Bon VIVANTが
最高にふさわしいと思って
参加を決めました。
今までの人生では
体験したことのないことばかりを
体験し、
体験したことのない
最高の食事を味わえて、
最高の記憶になりました。
(森嶋寿敏様)
自分がどう生きたいのか、これまでの学びを通じて紡いできたことが、
目の前に形となって見せて頂き、
体験を通じて体感させて頂いた3日間でした。
最初の一杯目のお茶から感動し、
一夜干しやオムレツといった
身近なメニューでも
これだけ高めることができるのかと
改めて深い学びになりました。
それぞれの方が
持っていることを存分に発揮されて、
2泊3日とは思えない
様々な経験をさせて頂いて、
どんなことでも向き合い方、
志を持つかどうかで変わるのだなぁと。
何を、ではなく、誰と、が大事
というのを実感しました。
私も今やっていることを通じて、
高いこの感覚を持って
取り組んでいきたい!と
肚から思いました。
(田中千衣子様)
とにかくまずは
ごはんが最高すぎました!
2日目のディナーは、
1品1品が出てくる度、
見た目の感動、
一口目の味・香りの感動、
皆さんとシェアできる感動が、
何回も味わえることで、
ひたすら幸せな時間でした。
そのディナーだけでなく
他の御食事もとてもこだわりがあり、
また食べたことのない
聞いたこともない食材にも触れられ、
本当に素晴らしい時間でした。
御食事以外にも、
自然と触れ合い、
身体を動かし、学び、
お掃除する、ワークもあって
とても充実した時間でした。
神社参拝、焚き火、
空を見る、太陽を感じる、
などのワークを通して、
改めて、自然と繋がることの
大切さを実感いたしました。
そして何より、スマホを見ず、
一切気にしない生活なんて、
果たしてどれくらいぶりだろう?
と思いました。
完全に同じようには
できないかもしれませんが、
今後定期的にスマホ断ちの時間を
作りたいと思います。
(榊原美幸様)